本日から数回にわたって安くて簡単にフィギュアスケートの衣装を作る方法を紹介いたします!
初日の今日は土台と布選びについて。
いかに簡単に作れるかが重要なので、いちから作るようなことはしません!土台にスカートと装飾をつけるだけで完成させます。
今回はバレエの練習用のレオタードを土台として使いました。
何でもいいですが、2000円から3000円で手に入るものがベストです。
私が選んだのはこちらのライトグレー(水色)のレオタード!
肩のひらひらと爽やかな水色が氷上での表現に映えるかなと思い、こちらにしました。
プログラムの世界観に合ったものが好ましいです。
ちなみに、中の人の今季のプログラムの曲は実写版ムーランのReflection(中国語ver)。
水に映る自分の姿から自分のあるべき姿について考える(?)みたいな内容なので、自分なりに解釈して鏡のような水面を彷彿させるイメージを衣装に表現していきます。
次に布と糸の選び方について
場合によって二つの方法があります。
まずは、脱ぎ着する際に背中のチャックを使用する場合について。
この場合は少々伸縮性のない布や糸でも使えます。
個人的には足捌きや氷上を駆け抜ける時の風が視覚的に伝わりやすいジョーゼットが好きです。
次に背中のチャックがない場合
これは、伸縮性のあるパワーネットなどの生地でないと型紙通りに作っても着れなくなってしまいます。
糸も伸縮性のある生地専用のものでないと縫ったところで詰まってしまい、やはり着れなくなってしまいます。
しかし!!
型紙のとり方次第では背中のチャックがない場合でも伸縮性のあまりない布が使えます。
私の衣装もこちらのタイプなので、明日以降説明しますね!
布や糸の伸縮性の他にも、かたさや重みなども重要です。
布屋さんに行くとキラキラした布や裾に豪華な装飾が施された布などがありますが、衣裳で重要なのは、どの動作をしてもすぐに元の状態に戻ることです。
例えば、軽くてかたい布だと前の動作によってできたシワが残ってしまいます。
このような布を使いたい場合は、下に柔らかくて重みのある布を重ねて縫うことで対処できます。
私は布屋さんで水色のラメ生地に一目惚れしてしまったので、下に少し薄めの水色のジョーゼットを仕込みました。
土台と布の選び方はこんな感じです。
明日は型紙の作り方について紹介します♪
ではっ!
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